カウンセラーが語る 一度壊れたカップルの関係修復に必要なこと dot
夫婦カウンセリングの目的は様々ですが、お互いが分かり合う、理解し合うという基本的な課題を解決できていないと、その他の課題に取り組んでも効果は上がりません。そのため、互いに理解し合うことがとても大切なのですが、その際、「自分の気持ちを分かってもらおう」とするのではなく、「相手の気持ちを理解したい。」というスタンスで臨むことが重要になってきます。
関係を続けるために必要なのは、二人の「一緒にいたい」と言う意志。何らかの形でお互いがそれを強く欲し続ける限り、関係は続くのです。認定の結婚・ファミリーセラピストであり、「First Comes Us: The Busy Couple's Guide to Lasting Love」の著者であるAnita A. Chlipalaは、周りの助けを借りようとする姿勢は、関係をうまくいかせたいサインだと話します。恋愛を専門とするセラピストとして、私は個人、あるいはカップルと会話を重ね、関係を続けるべきかどうかを判断します。驚くことに、ほとんどのカップルが「一緒にいたい」と言う思いでセラピーを後にします。なぜなら、上手くいかせたい思いはあるけど、上手くいかせる「方法」に困っている人がほとんどだからです。お互いのことを大事に思い、うまくいかせたいという気持ちさえあれば、きっと上手くいくはずです。その上、カウンセリングなど新たな試みを通して解決策を導くのも一つの手。別れの訪れとは、絶望を感じさせるもの。大好きで一緒になった相手と、ケンカしかできない関係になってしまうのは、とてつもなく悲しい。でも、安直に別れのサインだと決めつけないで。焦りから別れに目を向けず、パートナーとのトラブルを絆を深めるきっかけに変えていくことで、苦境を乗り越えていくことです。
そのため、お互いが「自分の気持ちを分かってほしい。」と思って夫婦カウンセリングに臨んでいる場合、結局どちらの気持ちも理解されない結果になってしまいます。それぞれが、自分の気持ちを主張しますが、相手も同じく自分の主張にばかり注目していますので、相手の話を聞き入れる隙間がないのです。
カウンセリングが私たちの関係を救った私と夫がカウンセリングに通いはじめて1年以上経ちます。カウンセリングのおかげで、私たちの関係が壊れなくてと済んだいっても過言ではありません。初めは夫のお酒のトラブルが原因で、私たちは別れる寸前でした。夫から「カウンセリングに行こう」と提案があったときは抵抗もあったのですが、試しに行ってみたのをきっかけにずっと通っています。夫もアルコールを1年断つことができ、私も夫に対する恨みや怒りから立ち直ることができました。<投稿原文>効果的なコミュニケーション方法を学んだ 私とパートナーがカウンセリングに通いだしたのは、彼の浮気がきっかけ。でもカウンセリングがあったから、破局しなくて済んだと思っています。中立的な立場の人が同じ空間がにいることで、お互いが何を感じ、考えているかを伝えやすかったですし、恋人としての関係性も第三者の目を通して知ることができました。カウンセリングでの一番の収穫は、お互いにとって一番効果的なコミュニケーション方法を知ることができたということ。なにも知らずに問題を解決するのではなくて、お互いの本音を引き出す方法をプロから学ぶことが重要だと気づいたんです。<投稿原文>中立的に話を聞いてくれて的確なアドバイスをくれるプロのもとだと「新しい視点でお互いの関係に向き合うことができる」というのが、カウンセリングの体験談で共通していた感想。二人の間に解決しなくてはならない問題がある人はもちろん、そうでない人たちも、一度カップルカウンセリングを試してみる価値はありそう。This content is imported from {embed-name}. You may be able to find the same content in another format, or you may be able to find more information, at their web site.
私と夫がカウンセリングに通いはじめて1年以上経ちます。カウンセリングのおかげで、私たちの関係が壊れなくてと済んだいっても過言ではありません。
一人の相手と長く付き合っていくことは、難しいことです。どんなに理想的なカップルでも、関係をこのまま続けるべきかどうか、一度や二度は思い悩んだはず。
実は、カウンセリングやセラピーへの敷居が低い欧米では、ミレニアル世代を中心にカップル(夫婦)カウンセリングに通う人が増加中。でも、その効果のほどは…? そこで今回は、実際にカウンセリングを受けた6人の女性の体験談をコスモポリタン イギリス版からピックアップしてお届けします。
先ほど書きましたように、離婚を告げられたことがきっかけで夫婦カウンセリングに至るケースもありますので、一方は離婚したい、もう一方は関係を修復したいと考えていることがあります。そのため、往々にして、夫婦関係修復についての方向性が違っていることがあります。そのこと自体は全く問題ではなく、何か共通の目的があれば、夫婦カウンセリングは成り立ちます。
自分のことを分かってほしいと思っている人がどんな状態でカウンセリングに臨んでいるか、カウンセラーという客観的な立場に立っていると、とてもよく見えることがあります。例えば、相手が話をしている間、「次、自分は何を言おうか」とばかり考えてしまったり、相手の発言を受け止めるのではなく、自分の言い分や立場に置き換えて言い返してしまったりします。そういう人の話し方には特徴があり、「あなたはそういうけど、」とか「でも」とか、逆接の接続詞を使いがちです。
カップルカウンセリングを受けるなど、この他にも良いパートナーとの付き合い方、良い結婚生活を続けられる秘訣があったら、是非コメント欄で教えてください。
しっかり対面して相談したい、誰かに直接聞いてほしいのであれば、夫婦関係の話を聞き慣れているカウンセラーがおすすめです。
Aさん(妻)Aさんは、夫の暴言に耐えかね、離婚したいと考えていました。ただ、小さい子どもが3人もいるため、経済的なことを考えると、もう少し我慢した方がいいのではないかとの迷いもありました。Aさんとしては、夫が自分の話を聞いてくれないことや、何か大切なことを話し合いたいと思っても、一方的に怒鳴られたり茶化されたりすることに、一番、夫婦としての「やっていけなさ」を感じていました。そこで、担当から夫婦カウンセリングを提案したところ、Aさんのご主人も了解し、実施の運びとなりました。Aさんのご主人には、「相手の話を最後まで聞く」というルールを徹底してもらいました。途中、何度かAさんが話をしている途中で自分が話そうとする場面が見られましたが、「おっと、だめでしたね。」と自分で気づくことができていました。夫婦カウンセリングの結果、夫婦双方から聞かれたのは、「第三者が間に入るだけで、こんなにも冷静に話し合いができるとは思わなかった。」という感想でした。また、ご主人からは「いつも、どれだけ自分が妻の話を聞いていないか、蔑ろにしてきたか、気付きました。」との言葉も聞かれました。
例えば、一方は、「離婚に踏み切るためにも、これまでの誤解を全部解いておきたい」と考え、もう一方は、「関係を修復するために、誤解を解きたい。」と考えているとします。夫婦関係の修復に関しては、反対の意向を持っている夫婦ですが、「誤解を解く」という共通の目的をもってカウンセリングを行うことができます。
「夫婦だから言わなくても分かるはず」、「夫婦だから何でも腹を割って話せるはず」といった固定観念を捨て、夫婦関係が完全に悪化する前に、一度夫婦カウンセリングを受けてみられてはどうでしょうか。
カウンセリングでは彼の家族構成や幼少期から始まり、初めてポルノを見始めたきっかけや、仕事でのストレスの話まで、彼がポルノ依存になってしまった根本の原因を紐解いていったようです。
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