崖っぷちの菅首相の“話し方”に変化? 今になって「国民目線」で語りかけるようになったワケ〈dot.〉(AERA dot.)

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崖っぷちの菅首相の“話し方”に変化? 今になって「国民目線」で語りかけるようになったワケ〈dot.〉(AERA dot.)
[MARKOVE] ついに菅義偉首相が“変わり”始めたかもしれない。これまでの答弁は目線を落として官僚が作ったペーパーを読み上げるだけだったが、2日の緊急事態宣言延長の会見では、顔を上げ、感情を込めながら言葉を発するよ[/MARKOVE]
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崖っぷちの菅首相の話し方に変化 今になって 国民目線

“This passport is valid for all countries and areas unless otherwiseendorsed.”日本国籍を保有する全員に与えられた渡航先条件です。日本人として生まれた瞬間に私たちには世界のあらゆる国、地域を訪問することができます。日本に生まれて日本で生活していると、これがとてつもなく大きなアドバンテージであることになかなか気づきません。外から見ると日本がより鮮明に見えてくる。若いうちに外から日本を見る。そうすることで日本をよりよくする可能性がグーンと広がる。森鴎外の『日本回帰』という言葉はあまりにも有名です。アメリカに行けば、国民の政治参加の大切さが体感できます。オーストラリアに行けば、食料自給率の大切さが体感できます。シンガポールに行けば、政治家の知恵が大切であることが体感できます。若者が様々な体感をする。このことは日本の未来にとって最も大切なことのひとつです。コーチクラスに限れば日本発券の航空運賃は世界でいちばん安いはず。誰でも気軽に世界を旅する環境が日本には備わっているのです。それでも海外に足を運ぶ若者が増えないのは残念です。政治の腐敗は日本国民をしらけさせてしまいました。粋な日本男児を演じる政治家は姿を消し、私利私欲、物欲に塗れた政治屋の姿に若者は幻滅してしまったのです。貯蓄に走り海外に目が向かない若者が増えた原因。その責任は堕落した政治家にあると私は思います。

第130回 3月6日月曜日TBSで生放送のあと、番組のロケで、島崎和歌子さんと、私、ハイヒール・モモコさんとの3人で、都内の一流ホテルめぐり。モモコさん、全身シャネルで現れたので、「それってもう、ネタじゃないの」と私が言うと、「そやねん。シャネル、シゴト着やねん」と言ってた。高い仕事着があったものだ。島崎さん、さっそうと大きなロケ用バッグを肩にしょってて、さすが、「ロケ慣れしてる」ってカンジ。超豪華なホテルで、優雅なフランス料理を食べるシーンで、いっせいにがっつく。3人とも(このほうが楽しい)と意見が一致してたかのようだった。そしてまた、夜、一流料理を食べる。政治家とかって、こんな豪華な食事を毎日しているのかしら。そうとうしんどい事だねえ。3月7日火曜日午後、TV打ち合わせ。終わってお蕎麦やさんに行ったら、「土曜日の朝の放送、いつも聞いてるんですよ!あれ、いいわよ!」と、注文を取る女性に嬉しそうに言われて、照れながら喜んだ。私もかつてはバイト先のケーキ屋さんの厨房で、ラジオを聞いてたもので。パイを練りながら「ああ、もう毒蝮さんの出る時間か、じゃあ、もうスポンジが焼き上がるな」、なんて時計変わりにもなってたなあ、と、思い出した。この頃、特に内心ラジオに出てみたかった時期で、(私ならこう答える)(こうすればもっといいのに)などと、しょっちゅう一人で考えながら作業してたんです。で、そうやってこの頃思ってた事が、けっこう今になって、役に立ってたりするんですよ。食後、ニッポン放送に行って、「マジカルミュージックツアー・清水ミチコ編」に出る。ところが、主役で座っているのって、どうも居心地悪くってしかたない。しゃべりもあせりがちになるし、ホント、サブでいる立場の方がずっと落ちついていやすい。バイトでラジオ聞いてた当時、「主役でペラペラ話す自分」をイメージをしていればよかったかも。3月8日水曜日また月曜日のトリオで、ロケバスで都内を移動。実はモモコさんの事、(ちょっと下品な人)なんて思ってて、正直言うと、あまり好きになれなかったタイプなんだけど、まったく私は上っ面でしか人を見てなかった、と反省させられた。ホント、させられた、ってカンジ。とにかく、移動中も携帯で、大阪のベビーシッターさんに、「今、子供たちはどうなっとん、そうか、おおきにな。夕食はこれとあれが冷蔵庫にあるねん、ほんで、それらをやな、こう煮ればマーボー豆腐そっくりになるやんか、うん、それをな、ごはんにかければええやん。賞味期限? アホか、あんなん全部嘘やで。大丈夫に決まっとんやん、読まんとき。あんた神経質やから」などと、まったく一言一言がたくましい。あまりに太く暖かく、生活感があり、ふと聞いてて涙ぐんだほど。ここをカメラで映した方が、ロケよりずっといいくらいで、「あなたのようにオープンな人は見たことがない、私なら隠れて電話する、今のはちょっと感動した」と、褒めちぎった。しかし、そのあと「最近腹が出てきたねん」と言ってみんなに腹を見せまくったので、「心の窓を開きすぎても、困るの」とその腹を隠しながら注意した。3月9日 木曜日ロケの続きで、「モンローとディマジオが新婚旅行でとった」、という某ホテルの朝食を3人で食べ、一人抜けてビバリーとCBCへ。そのあと、またロケにもどって「マニキュア専門店」で爪を塗ってもらう。あまりに気持ちよく、睡眠不足も手伝って、寝そうになった。お姉さんがおっしゃるには、「やはり、リラックスするのか、よく塗られながら、うとうと寝てらっしゃる方も多い」のだそうだ。皆さん、たいへんなんですね。まるで手タレのような、すごく美しい手になった。でも、完璧な爪でいると、疲れるもんだ。ハイヒールをずっとはいてるみたい。爪も呼吸してんだなあ。3月10日金曜日顔マネ含めて、〆切6本。「〆切、6本ね」と自分に言い聞かせた時、脳味噌は「無理」と出て、心では「楽勝」の文字が、同時に出た。こういう事ってないですか?たぶん、人間は本当は何でもできるようになってるんですよね。きっと。窮地ではとくにそうですし、そうでない時は、なんでだか脳に従ってしまいがち。脳って頭いいもんだから、しゃれのように「NO!」(危険信号)を、点滅しがちなんですよね。心配性なのよ。でもマインドは、いつも(私、できる気がするし、やってみたい!)と小さな声でささやいてるみたい。「忙しい」って字って、心を亡くすって書くじゃないですか。すごくわかる気がする。昔の人もそうだったのかな。「私は今、忙しい」と、感じただけで、脳にたよりたくなって、心なんてどうでもよくなるもの。私はよく、(今が対戦中だったら)と仮定するんだけど、心が強いと、弾もスイスイよけられそう。なんて書くと、叱られるのかな。

“政治家に寄付するの?そんな余裕はないね。何かしてくれるなら別だけど”。これが人々のホンネなのだとすれば、談合、癒着、不正を一掃することは難しい。個人が寄付をして政治家を育てる草の根(grass-roots)の民主主義。日本にこの発想が根付くにはもう少し時間がかかりそうです。さて、政党助成金は特定企業と政治家の癒着を一掃するために導入された制度です。毎年、数十億から数百億の助成金が各政党に支払われています。“国民一人当たり250円の負担で政治がクリーンになる”。実に響きのよい言葉でした。コーヒー一杯分の小銭で日本が変わるなら安いもの。こう思った人も多かったはず。しかし助成金の制度が導入されて以降、政治がクリーンになった気配はありません。それどころか不透明化したというのが現実ではないでしょうか。オバマ大統領はインターネットを使って資金を募りました。多くが100ドル未満、最低15ドルから最高でも50万円の寄付で集めた総額はおよそ600億円でした。個人献金でこれだけのお金が集まるのです。個人献金を制度化することによって大多数の無名の人々の支えを基盤に政治を行うことも可能なのです。このことを日本も学ぶべきだと思います。2011年分の政党助成金の年間総額はおよそ320億円。これを復興財源に回そうとする議論が高まらないのはなぜでしょうか。

ついに菅義偉首相が“変わり”始めたかもしれない。これまでの答弁は目線を落として官僚が作ったペーパーを読み上げるだけだったが、2日の緊急事態宣言延長の会見では、顔を上げ、感情を込めながら言葉を発するようになった。コロナ対応で後がなくなり、「鉄仮面」を脱ぎ捨てる決意をしたのか。はたまた、周囲の振り付け役に従っただけなのか。答弁姿勢を追求してきた野党議員と専門家はどうみたのか。【写真】「菅さんは会見で決定的なミスをした」と語る望月衣塑子記者の姿はこちら*** 2日の会見に臨んだ菅首相は、いつもの会見とは少しばかり様子が違っていた。プロンプターを使用したことで手元の原稿を見る回数が減り、目線は正面に。自民党議員による「深夜に及ぶ会食」を謝罪する際には、深々とお辞儀をする場面もあった。 過去、菅首相の会見や答弁には「言葉に感情がこもっていない」「棒読みで心に響いてこない」などの指摘があり、本サイトも「なぜ菅首相の言葉は“響かない”のか 表情、話し方、しぐさ…過去の首相との『決定的な違い』」と記事にした。国会でも同様の指摘はあり、1月27日の参院予算委員会では、立憲民主党の蓮舫参院議員が「そんな答弁だから言葉が伝わらないんです」と強く迫ると、菅首相が「失礼じゃないでしょうか」と色をなすこともあった。 その2日前、25日の予算委員会でも立憲民主党の江田憲司衆院議員が「首相、紙見て答弁するの、やめませんか。官僚が作成した答弁書読んでも国民に伝わりません。ご自身の言葉で答弁されませんか」と質問していた。その江田氏は、2日の会見をどう感じたのか。「一応の努力は感じました。『あらゆる方策を尽くす』など強い言葉を使っていたのは、菅さんらしくないなと思いましたが……。私の提言も、多少は気にしていただいたのかなと思いますし、姿勢が変わったのは良いことだと思います」 野党である江田氏にも、首相の変化は伝わっていたようだ。だが、こうも指摘する。「(話し方は)あれが限度でしょう。柄にもないことをやったら、別の意味で国民の見方が変わってしまう。人間にはそれぞれ持ち味があり、菅さんは地味で朴訥だけれど、実直だという良さがあります。なにも、小泉純一郎元首相のようなパフォーマンスをしてほしいわけではありません。菅さんの持ち味を発揮してもらうためには、たどたどしくても、自分の言葉で話してほしいと思います」

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