安心できていないサインかも? 猫がごはんをくわえて移動する理由(ねこのきもち WEB MAGAZINE)

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安心できていないサインかも? 猫がごはんをくわえて移動する理由(ねこのきもち WEB MAGAZINE)
[MARKOVE]猫にごはんを与えたときに、その場では食べずにどこかに運んで食べていることはないですか?  いったいどのような心理なのか…不思議な行動の理由について、ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました![/MARKOVE]
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安心できていないサインかも 猫がごはんをくわえて移動する理由 ねこのきもち

猫の繁殖力は相当なもので、Wynne-Edwards(1962)は、自由に交配できる環境で暮らすメス猫の場合、10年間で50~150匹の子猫を出産すると試算しています。またBloomberg(1996)によると、1世代ごとに8匹の子猫が生まれたとすると、始めは1匹だった猫が、7年後には174,760匹にまで増えるとか(子猫が途中で死ななかった場合)。ちなみに、17年間で420匹を出産した「ダスティ」というメス猫が世界記録として残っています。

猫が一度の出産で分娩する子猫の数は、通常1~9匹程度で、最も多いのは3~5匹の間です。メス猫は左右あわせて8個の乳首を持っていますので、一度に8匹までは授乳できるようになっています。なお、1度の出産で18匹生んだという記録もありますが、これはギネスブックに載るような極めてまれな出来事です。

母猫がみせる「なめる」という行動に、自分の子を判別するための「におい付け」の意味があるのかどうかは分かりません。一方子猫がみせる「なめる」という行動にはどうやらそうした意味があるようです。

前述のとおり、猫が鳴くときには理由があります。たとえばおなかが空いたときや遊んでほしいとき、トイレが汚いとき、外に出たいときなどの要求鳴きは、状況に応じて対応してあげれば、おとなしくなることが多いでしょう。

おいしい食べ物をもらったときなど、喜んでいる意思表示です。甘えたい場合などに子猫がよく出す鳴き声なので、猫が「ニャオ」と甘えた感じで鳴いている場合には、かまってあげましょう。子猫が母猫を呼ぶときにもこのような声で鳴くことがあります。基本的に信頼できる相手に向けた鳴き声です。

猫と暮らしている人であれば、多くの人が疑問に思うのが鳴く理由です。声色や仕草などで、ある程度何が言いたいのかわかるという人もいるでしょうが、何を伝えたいのか正確に理解するのは至難の業。猫が伝えたいことがわかればいいのに…と思うのは飼い主共通の思いでしょう。

また、オス猫に対する攻撃性が特に顕著なのは、オスによる子殺しを避けるためだと考えられます。「オス猫の子殺し」とは、生まれたばかりの子猫をオス猫が殺してしまうことで、ネコ科動物ではしばしば観察される現象です。

飼い主さんの膝の上で猫が寝るということは、猫が飼い主さんのことを本当に信頼している証拠。飼い主さんのそばにいれば安心、と思っているのです。

骨や関節、靭帯、筋肉の障害など、痛みを伴う障害の場合、不注意に患部に触れないように注意してください。猫が暴れて、さらに症状を悪化させることがあります。患部に負担がかからない、安全な状態で動物病院へ連れていきましょう。いつから異常がみられるのか、きっかけがあれば、診察時に獣医師に伝えてください。

2009年、野良猫が産み落とした52匹の子猫を対象とし、生まれてから生後28日までの授乳行動が観察されました。その結果、早くも生後12時間頃から特定の乳首に対する好みが確立されるという事実が発見されたといいます。また3日目になると、子猫のうち86%までもが自分専用の乳首を選ぶようになったとも。

完全ではありませんが、猫が鳴く理由がわかれば、ある程度理解することはできるかもしれません。

ただしメス猫が初産の場合、新生子をきちんとなめなかったり、体の位置を変える際、へその緒で新生子を引っ張ったり、押しつぶしたりするなどのヘマをすることがあります。

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通常、子宮収縮によって胎子を包んでいる羊膜が自然と破れますが、破れない場合は母猫がなめることで破ります。羊膜が破れると、今度は中から出てきた羊水や新生子をなめ始めます。

子猫の発する甲高い声(救難信号)によって誘発され、子猫が自分の子であるかどうかに関わらず、反射的に行動を起こします。2016年に行われた実験では、オス猫よりもメス猫の方が救難信号に敏感で、音声に含まれる基底周波数のほんのわずかな違いによって、子猫がどの程度切迫した状況にあるかどうかを聞き分けられるという事実が確かめられました(→メス猫はオス猫より子猫の声に敏感)。

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