止まらないお笑い下剋上 第7世代より第6世代、第6.5世代がいま、再評価される理由〈週刊朝日〉(AERA dot.)

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止まらないお笑い下剋上 第7世代より第6世代、第6.5世代がいま、再評価される理由〈週刊朝日〉(AERA dot.)
[MARKOVE] テレビ業界で一大ブームになっていたのが、「お笑い第7世代」だ。霜降り明星、EXIT、宮下草薙、四千頭身、ハナコ、3時のヒロイン、ぼる塾ら若手芸人たちが代表的なお笑い芸人で、テレビで見ない日がないほど[/MARKOVE]
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止まらないお笑い下剋上 第7世代より第6世代 第65世代がいま

たしかに、とんねるずもダウンタウンも“荒削りな溢れる才気”をメディア側が無視するわけにもいかず、下積みを“させる”ヒマもなく、あっという間にブレイクした……みたいな印象はある。またたしかに、第7世代からもまた、同じような「無視できない才気」を感じ取れなくもない。いっぽうで、やはり『日刊ゲンダイDIGITAL』の取材に応じていた芸能ライターのエリザベス松本さんは、「第7」と「第3」の“微妙な違い”をこう語っている。

お笑い第7世代と呼ばれる芸人たちの活躍が続いている。霜降り明星やEXITといった面々は日々テレビに登場し、YouTubeなどでの活動も積極的だ。最近は若手芸人の中でも3時のヒロインやぼる塾といった女性たちに目が向けられ、第7世代のムーブメントが改めて盛り上がっているようにも見える。

2000年代にそういうお笑いのDVDが盛り上がっていた時代があって、かが屋はまさにその次代に思春期を過ごした、本当に本当にお笑いが大好きなひとたち。かが屋に限らず、今第7世代と呼ばれている人たちの中には、そういうお笑いオタクなひとが多いと思います。──僕も第7世代の方々にはインタビューをさせていただくことがあるのですが、モテたいとか有名になりたいみたいな思いよりも、とにかくお笑いが好きで芸人をやられているというのは強く感じます。白武 あと、いまはみんなSNSでコメントをくれる人たちと向き合っているので、そういう場所で日々ダイバーシティに対する感覚が磨かれている感じがしていますね。

「第3世代も第7世代も20代で売れ、若くして看板番組を持つ、という意味では似ています。第6世代でいま一番勢いがある『千鳥』だって全国区になれたのは、ここ数年のこと。30代半ばを過ぎてからです」

お笑い芸人の中で第7世代に「入門希望者」が出るほどの人気ぶりだが、実はその上の第6世代も根強い人気を誇っていることに気づかされる。千鳥、オードリー、NON STYLE、平成ノブシコブシ、ハライチ、ジャルジャルがこの世代と言われている。

「第3世代は既存の笑い壊したという破天荒さもあって、それと比べたら、第7世代は小粒感が否めません。ただ、いまのテレビでは破天荒は受け入れられないし、第7世代の“ユルさ”は時代のニーズにも合っている。(中略)30年後もテレビで活躍し続けているかどうかは分かりませんが、ずっと生き残っていくとは思いますよ」

自身初の著書『YouTube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術』(扶桑社)を刊行し、話題を集める放送作家の白武ときお。

そう! この第7世代のお笑い芸人らが20〜30年後に生き残っているかより、そのころまで「テレビ」というメディアが生き残っているのか? そのほうがなにぶん怪しいのではないか? そして、仮に「テレビ」というメディアが、いよいよ斜陽の傾向を辿り始めたとき、“売り方”の方向転換、さらには“転職”をも柔軟かつ迅速に実行へと移せる「したたかさ」は、この世代に圧倒的な部がある……と私は思う。

「第6世代」の千鳥 テレビ業界で一大ブームになっていたのが、「お笑い第7世代」だ。霜降り明星、EXIT、宮下草薙、四千頭身、ハナコ、3時のヒロイン、ぼる塾ら若手芸人たちが代表的なお笑い芸人で、テレビで見ない日がないほどの人気ぶりだ。

ホームコラム時事大ブレイク中の「お笑い第7世代」は、これまでの世代の芸人とは異なった生き残り方をしていく?

『霜降り明星』『EXIT』『ハナコ』『ミキ』『宮下草薙』『四千頭身』『ガンバレルーヤ』……など、おおむね平成生まれの人気芸人のことを指す「お笑い第7世代」について、「第4世代」に属するというお笑い芸人の土田晃之(48)が朝の某情報番組で、ちょっと興味深い着眼をなされていた。「今の第7世代の勢いが第3世代のときと似ているような気がする」

では、一体「第7」と「第3」はどういうところが「似ている」のか?前出の土田発言を後追いしている記事を配信する『日刊ゲンダイDIGITAL』の取材に応じた製作会社関係者はこう語る。

そんな中、再び注目されているのが第7世代の少し上の世代の芸人たちだ。彼ら・彼女らはいつの間にか、「6.5世代」と呼ばれるようになった。そして、そんな6.5世代の芸人を象徴するのが、パンサーの向井慧である。

……ってな風になるらしく、土田が「第7世代に似ている」と指摘するところの「第3世代」とは、もはや(明石家さんまを除いて)天上で仙人状態となりつつある「お笑いBIG3」の下(もと)で、実質上は現時点でお笑い界の頂点に立つ東の『とんねるず』、西の『ダウンタウン』のことである。

 テレビ業界で一大ブームになっていたのが、「お笑い第7世代」だ。霜降り明星、EXIT、宮下草薙、四千頭身、ハナコ、3時のヒロイン、ぼる塾ら若手芸人たちが代表的なお笑い芸人で、テレビで見ない日がないほどの人気ぶりだ。

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