写真家・公文健太郎 半島という「点」を淡々とつないで見せる日本の姿〈dot.〉(AERA dot.)

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写真家・公文健太郎 半島という「点」を淡々とつないで見せる日本の姿〈dot.〉(AERA dot.)
[MARKOVE] 写真家・公文健太郎さんが北海道から鹿児島県まで全国8つの半島を撮り歩いた作品集『光の地形』(平凡社)を出版した。これまでの『耕す人』(平凡社)、『地が紡ぐ』(冬青社)、『暦川』(平凡社)に続くシリー[/MARKOVE]
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1999年より写真家としての活動を開始

写真家・片山真理 木村伊兵衛写真賞の受賞前とその後〈dot.〉(AERA dot.) AERA dot. - Yahoo!ニュース 写真家・片山真理 木村伊兵衛写真賞の受賞前とその後〈do...

矢野 紘造Kozo YANO写真家。東京生まれ。1971年、船でヨーロッパを目指す。各地を放浪し3年後に帰国。1979年、シベリア経由で再度ヨーロッパに向かい、パリ東駅へ。 パリ在住40年。自分が目にし、感じた事を写真というメディアを通して表現する。旅をする事で出会える瞬間に心奪われ、その瞬間を自分の歴史としながら、写真を撮ることにエネルギーを捧げる。

僕が目指すのは「見る人によって感じたり考えたりすることが違う写真」です。僕が思っていることを押し付けるのではなく、見る人の中にいろんなことが蘇る写真の方が、「残る写真」だと思っています。戦争写真家のロバート・キャパの『崩れ落ちる兵士』が議論を呼ぶ理由は、見る人の心に何かしらの感情を呼び起こす力があるからです。時間をかければいい作品が撮れるというものでもなく、コンセプトやアプローチが大事なこともあります。

写真家・片山真理 木村伊兵衛写真賞の受賞前とその後〈dot.〉(AERA dot.) 写真家・片山真理 木村伊兵衛写真賞の受賞前とその後〈dot.〉(AERA dot.) AERA dot. - Yahoo!ニュース 写真家・片山真理 木村伊兵衛写真賞の受賞前とその後〈do...

Vol. 5Ichigo SUGAWARA Passage du Temps | Passage de la lumière 菅原 一剛[ 時の軌跡、光の軌跡]Jan 9 – Mar 22, 2019Opening reception: Jan 9 18:30〜20:30“今”という時間は瞬く間に掌から過去へとこぼれ落ち、未来は私たちの前に一定の距離感を保ちながら、どこか希薄な空気感を漂わせ果てしなく拡散していくかのようです。現在、過去、未来、「私たちは一体、どの時間を拠り所にして“今”を生きているのだろうか?」と。そんな漠たる不安と不信の中で、菅原一剛が写し出す寡黙な世界に向き合うと、不思議な安堵感に包まれます。穏やかな風景の中に宿るのは静止した時間の姿、ベニスのサンマルコ広場で、奈良の山里で、そして森の陽だまりでその姿はどっしりとした存在感で私たちを受け止めてくれるようです。今回の展覧会では、静かな時の姿に想いを馳せ世界に点在する静かな時間と光の軌跡をご覧いただきます。菅原 一剛Ichigo SUGAWARA1960年札幌生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。フランスでフリーの写真家として活動 を開始して以来、ファッション、コマーシャルなどジャンルを縦断する活躍を展開。「ラフォーレミュージアム」での個展をはじめ滝やランドスケープをモティーフとした神秘的、幻想的な創作作品で高い評価を得る。1997年に写真集「青い魚」と「赤い花」(共に写像工房刊)を2冊同時刊行。写真家として、色彩に対する透徹した視線で、独自の表現領域を切り拓く。なお、撮影監督を務めた映画「青い魚」は1996年ベルリン国際映画祭にて正式招待作品として上映された。近年は湿板写真とデジタル写真それぞれの特性を生かし、新たな“光”の表現に取り組む。

人の営みを切り取ることで心を揺さぶる作品を人の営みを切り取ることで心を揺さぶる作品を公文 健太郎Kentaro KUMON写真家男子部 60 回生2018年8月11日談2017年新宿アイデムギャラリーで開催された写真展「耕す人」にて父にもらったカメラから始まった写真を撮るきっかけは、高等科3年生の時、ネパールから留学していたクラスメイトの家に遊びに行った初めての海外旅行です。友人の持っていた一眼レフが羨ましくなり、最高学部1年生の夏に、父親に「カメラが欲しい」と言うと、祖父の代から受け継がれてきたカメラを渡してくれました。このカメラは今では名機なんですが、「絞り」や「シャッタースピード」の調整が目盛りのついたダイヤルで簡単に調整できる特長がありました。理系の自分としては、その組み合わせをいろいろ試してみるのが単純に楽しかったんです。そして再びネパールに行き、そのカメラで撮った写真を一緒に行った仲間たちにも褒められたのが、写真家になる最初の一歩だったのかもしれません。

“今”という時間は瞬く間に掌から過去へとこぼれ落ち、未来は私たちの前に一定の距離感を保ちながら、どこか希薄な空気感を漂わせ果てしなく拡散していくかのようです。現在、過去、未来、「私たちは一体、どの時間を拠り所にして“今”を生きているのだろうか?」と。そんな漠たる不安と不信の中で、菅原一剛が写し出す寡黙な世界に向き合うと、不思議な安堵感に包まれます。穏やかな風景の中に宿るのは静止した時間の姿、ベニスのサンマルコ広場で、奈良の山里で、そして森の陽だまりでその姿はどっしりとした存在感で私たちを受け止めてくれるようです。今回の展覧会では、静かな時の姿に想いを馳せ世界に点在する静かな時間と光の軌跡をご覧いただきます。菅原 一剛Ichigo SUGAWARA1960年札幌生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。フランスでフリーの写真家として活動 を開始して以来、ファッション、コマーシャルなどジャンルを縦断する活躍を展開。「ラフォーレミュージアム」での個展をはじめ滝やランドスケープをモティーフとした神秘的、幻想的な創作作品で高い評価を得る。1997年に写真集「青い魚」と「赤い花」(共に写像工房刊)を2冊同時刊行。写真家として、色彩に対する透徹した視線で、独自の表現領域を切り拓く。なお、撮影監督を務めた映画「青い魚」は1996年ベルリン国際映画祭にて正式招待作品として上映された。近年は湿板写真とデジタル写真それぞれの特性を生かし、新たな“光”の表現に取り組む。

写真集「新山清の世界vol.2 ソルントン時代」で帯解説文をされているほどの新山清ファンで作品のコレクターでもあるハービー・山口氏が、新山清作品を分析していただきます。さらに御子息の洋一氏と弊廊主宰写真家の鶴巻育子も加わり、新山清作品の魅力を語り合います。

マリー·ドシェMarie DOCHER パリを拠点に活躍する写真家。制作の依頼や自身のアート作品を制作し、現在までに7ヶ国での展覧会の開催、多くの雑誌に作品が掲載されている。

写真家・公文健太郎さんが北海道から鹿児島県まで全国8つの半島を撮り歩いた作品集『光の地形』(平凡社)を出版した。これまでの『耕す人』(平凡社)、『地が紡ぐ』(冬青社)、『暦川』(平凡社)に続くシリーズの4冊目となる。公文さんに聞いた。

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肖像画を描くということは、美術の歴史を振り返るまでもなく、アート表現の最も大きなミッションが託されたカテゴリーであることに異論を唱える人はいないでしょう。自分のアイコンをつくり上げることに時に、現実社会での自己実現以上に大きな意味を見出し、そのために注がれた膨大なエネルギー。その有限の生命を生きる人間の『Raison d’etre』、存在の確立への強い意思と儚い願望とも言えるかもしれません。 ただ、21世紀という時代が可能にしたバーチャル領域での人間活動の拡張がこの「自分が生きた証」である、“自分の肖像を描く”という行為の価値を見失せています。今こそ見直すべき“写真が創られる過程”で存在する写真家と被写体のセッションで生じる挑発、葛藤、思考、同意・共鳴に想いを馳せながら、今を生きる、そして今を残す写真の魅力を辿りたいと願っています。宮原 夢画Muga MIYAHARA1971年東京都生まれ。父であるアートディレクター、宮原鉄生から幼少時より絵画を学び、シュールレアリズムの画家の影響を受ける。1993年にビジュアルアーツ卒業、桑沢デザイン研究所に入学。 1996年にフリーランスフォトグラファーとして活動を始め、2001年にはイマージュに所属するも、 2010年に独立し自身の写真事務所Muga Miyahara Fotografiaを設立。現在に至る。 19世紀の湿板写真技法やアルブンプリント等の古典的な写真技法から最先端のデジ圧表現の可能性を探求し、作品へと昇華させる独自のスタイルには、宮原の根幹を支える日本の伝統文化、茶道、 華道が磨き上げてきた形式美への深い造詣が読み取れる。

写真には“時”をテーマとする作品が数多くあります。ただ、その中でもマリー・ドシェは時の経過を美しさ、臨場感、さらにロジカルなストーリーとして描き出します。代表作のひとつ、『Santiago de Compostella(サンチャゴ・コンポステ)』(2002)では、フランスとスペイン国境に位置するキリスト教の聖地にパリから単独徒歩巡礼に挑み、その道程で変化する自分自身を被写体とし、人間の肉体と精神の軌跡を描き出しました。それから十年後の2012年に取り組んだのは北欧に流れる夏の時間の記憶です。異なる3つのメディアを併用して構成された作品は、美しい北欧の夏の時間と空気、さらにその時空間に溶け込んでゆく人間の姿を穏やかなひとつの風景として表現しています。“時間とは何か?”、“今、ここに生きていることとは?” 写真の声に耳を傾ける時空間をお楽しみください。マリー·ドシェMarie DOCHER パリを拠点に活躍する写真家。制作の依頼や自身のアート作品を制作し、現在までに7ヶ国での展覧会の開催、多くの雑誌に作品が掲載されている。

Vol. 3Marie DOCHERtime・climate・sceneryマリー・ドシェ [ 時・気・景 ]Jul 9 – Sep 24, 2018Opening reception: Jul 9 18:30〜20:30写真には“時”をテーマとする作品が数多くあります。ただ、その中でもマリー・ドシェは時の経過を美しさ、臨場感、さらにロジカルなストーリーとして描き出します。代表作のひとつ、『Santiago de Compostella(サンチャゴ・コンポステ)』(2002)では、フランスとスペイン国境に位置するキリスト教の聖地にパリから単独徒歩巡礼に挑み、その道程で変化する自分自身を被写体とし、人間の肉体と精神の軌跡を描き出しました。それから十年後の2012年に取り組んだのは北欧に流れる夏の時間の記憶です。異なる3つのメディアを併用して構成された作品は、美しい北欧の夏の時間と空気、さらにその時空間に溶け込んでゆく人間の姿を穏やかなひとつの風景として表現しています。“時間とは何か?”、“今、ここに生きていることとは?” 写真の声に耳を傾ける時空間をお楽しみください。マリー·ドシェMarie DOCHER パリを拠点に活躍する写真家。制作の依頼や自身のアート作品を制作し、現在までに7ヶ国での展覧会の開催、多くの雑誌に作品が掲載されている。

Vol. 7GOTO AKI TERRA 2019GOTO AKI [ 地球相貌 ]Jul 12 – Sep 27, 2019Opening reception: Jul 12 18:30〜20:30作家在廊日 (作家在廊時間は予約不要)7/12(金) 15:00~20:30(18:30〜オープニングレセプション)7/13(土) 13:00~19:007/27(土) 13:00~19:008/10(土) 13:30~19:008/31(土) 13:00~19:009/6 (金) 15:00~20:30ナイトギャラリー&トークイベント18:30~20:30ゲスト 太田菜穂子氏(キュレーター)9/21(土) 13:00~19:009/27 (金) 15:00~20:30クロージングイベント19:00~20:30ゲスト 公文健太郎氏(写真家)その誕生から、地球という惑星上の流れた時間、その軌跡は地表、地下、火山、河、そして海底に厳然たる事象として堆積され、克明に刻まれています。その圧倒的な美しさ、怖さ、激しさ、静けさには見るものを沈黙させる力があります。地球誕生は46億年前、人間に一番近いとされる霊長類誕生が500万年前、二足歩行の原人が現れるのは200万年前、そして人類の歴史が文字として語られる“有史”は紀元前1000年から始まりました。人間には計り知れない時間を経てきた地球、TERRA(地球)にGOTO AKIは限りない敬意と崇敬の念を持って長年にわたって向き合ってきました。『TERRA 2019』では“世界”と“地球”という二つの概念をどのように捉えどのように向き合うべきかを過去から現在、現在から未来へのメッセージとしてキュレーションしています。悠然たる地球に寄り添うこととは? 今、改めて、GOTO AKIの視線が捉えた地球の相貌、その時間に向き合いたいと思います。GOTO AKI1972年川崎市生まれ。1995年上智大学経済学部経営学科卒業。1999年東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科卒業。 武蔵野美術大学造形構想学部映像学科非常勤講師。1993年の世界一周の旅から現在まで56カ国を巡る。1999年より写真家としての活動を開始。 同年、 初個展「journey on life」(ニコンサロンJuna21)を開催。 主な個展に「LAND ESCAPES」(キヤノンギャラリー 2010年)、 「LAND×FACE」(キヤノンギャラリー 2015年)、「terra」(キヤノンギャラリーS 2019年)等。 写真集に「LAND ESCAPES」(traviaggio publishing 2012年)、「LAND ESCAPES -FACE-」(traviaggio publishing 2015年)、「terra」(赤々舎 2019年)がある。2018年「日経ナショナルジオグラフィック」誌にてキヤノン連載広告「テラ〔地球〕の声」を撮影。現在は日本の風景をモチーフに地球的な時の堆積と光をテーマとした創作活動を続ける。

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